古本

もういらない。


僕はそう言われた。

僕がいる場所はもうないそうだ。

それに僕の代わりはいるからと。


たしかにそうだ。

僕は場所をとるし、最近は僕の代わりができた。

だから仕方ないことだと思う。

恨む気持ちはなく感謝の気持ちでいっぱいだった。


今まで大切にしてくれてありがとう。

僕は古本屋に行くよ。

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