看板

必ず明日があるからね。


通学路にある看板にはそう書かれている。

投げやりな言葉だと僕は思う。


なにをもって必ずと言えるのか。

今日事故に遭うかもしれなし、病気で明日が迎えられないかもしれない。


きっとこの言葉は願いなのだろう。

そうありたいという願い。


それでも僕は投げやりなこの言葉が嫌いだ。

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