おわりのはじまり

私は終わらせた。

昨日までの幸せを。

何気ない幸福を。

日常という名の当たり前を。


あのときの気づいてくれていれば…。

後悔してももう遅い。


当たり前の幸せはもうどこにもなくて、寂しさだけが少し残った。

でも、私は終わらせて良かったと思う。

これからはまた、新しい幸せを探すことができるのだから。

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