妹の中の彼女(龍神の巫女編)

第1話

ナレーター)・・・その時が訪れるのは突然だった

・・・急に智也が何かに吸い込まれる感覚に襲われる

・・・あの夢の事をみんなで話し合い・・・

・・・その時為に準備した智也達だったが・・・

・・・何の前触れもなくその時が来るとは思わなかった・・・

・・・目を開けるとそこは・・・

(和也)・・・ここは？・・・

(ナレーター)・・・目を開けるとそこは見た事のない

家の中・・・どうやら智也は前世に意識が飛ばされた

ようだ・・・。

・・・そして何やら足音が近付いて来る・・・

(繭に似た女の子が現れる)

(あゆ)・・・えっと・・・もしかして智也くんだよね？

(智也)・・・うん・・・そう言う君は日向さんで良いんだよね？

(あゆ)・・・うん・・・無事に過去に飛べたんだね

(*^^*)

・・・せっかくだしこっちの名前で呼び合おうか？

・・・私はこっちではあゆだよね・・・

・・・智也くんは和也君で良いかな？

(和也)・・・もちろん・・・僕はあゆさんで良いのかな？

(あゆ)・・・いや・・・あゆで良いよ・・・こっちでは・・・和也君の妹だからね(*^^*)

(ナレーター)・・・そしてもう1人・・・いや2人の

足音が聞こえる・・・

(ナレーター)・・・和也とあゆの前に祈織によく似た

女の子が2人現れる・・・

(伊織)・・・トモ君だよね？・・・後・・・日向さん

・・・

(桃花)・・・智くんだ〜(*^^*)

(この発言からモモの可能性が高い)

(あゆ)・・・う・・・うん・・・祈織ちゃんが2人いる

Σ( ˙꒳˙ )!?

(和也)・・・あれ？・・・あゆには話してなかったっけ？(--;)

(伊織)・・・確かに夢に出てたけど・・・もう1人の意識は私じゃない(--;)

(桃花)・・・兄さん・・・好き〜(*^^*)(マイペース)

(和也)・・・あっ伊織だよね？・・・呼び方をこっちの名前で統一しようとさっき、あゆと話してたんだ。

(伊織)・・・ならこっちではカズ君かな？

・・・最初は間違えそう・・・(--;)

・・・ところでこの私によく似た子は桃花だよね？

・・・桃花って見た目私そっくりだけど・・・

・・・凄く幼く感じるね(--;)

(ナレーター)・・・桃花は前世の祈織のもう1つの人格

・・・モモにそっくりですが・・・和也はそれを

伊織には言えません。

(あゆ)・・・伊織ちゃんに桃花ちゃんね・・・

・・・これからよろしくね！

(伊織)・・・呼び捨てで良いですよ！ここでは妹なので・・・

(桃花)・・・桃花で良い〜(*^^*)

(あゆ)・・・伊織に桃花ね・・・仲良くしようね！

(伊織)・・・ええ・・・よろしく・・・

(まだ人見知りモード)

(桃花)・・・仲良くする〜(語尾が間延びしてます。)

(和也)・・・取り敢えず情報収集だね・・・

・・・散歩でもしてみるか？

(伊織、桃花、あゆ)・・・賛成！！

(ナレーター)・・・そして外を散策する・・・

・・・和也達が外に出ると田舎の様な風景が現れる

・・・

(和也)・・・The田舎！って感じだね(--;)

(あゆ)・・・田んぼが広いね・・・自然がいっぱい

(*^^*)

(伊織)・・・ここは前世私達が住んでた村なんだ

よね？

(ナレーター)・・・村人達に話を聞いて・・・

もうすぐ龍神祭がある事が分かる。

そこにはあの真比留と望(こちらでは真冬と恵美)が

祭りに現れる。

そこで過去を変えなければいけない。

和也の中に智也が、真冬の中に真比留の意識が

あるなら一見簡単そうなミッションに感じるが

和也達はまだこれから様々な事が起こる事を知らない

・・・

・・・妹の中の彼女(龍神の巫女編1)・・・(完)・・・