第368話 出来ることと出来ないこと

 人は万能のように見えて、万能では無い。

 均等に能力を持っているように見えるが、実は全く持っていない。


 時には万能な人もいるが、殆どの人が凡人で有り、外れを引くと無能と成る。

 そして、現代の仕事はオールマイティーを求められている。


 何か、一つの仕事が出来ればの時代は既に終わっている。

 どんな仕事場でもパソコンが有るから、パソコンの操作が出来なければ、その時点で無能扱いに認定される!?


 底辺職でもパソコンの操作が求められる時が多い。

 まだ、パソコンの操作に関しては可愛い物で有るが、機械・電気の修繕や調整と成ってくると『やれ!』と言われても出来る物では無い。


 その様な物は専門職が存在するし、素人がどうにか出来る物では無い。

 だが、上記で書き記したように、現代の仕事はオールマイティーを求められている。


 オールマイティーの言葉は悪くないが、オールマイティーに為れる人はごく僅かで有る。

 なので、出来ないことはきちんと『出来ません!』と言うべきだろう!


『出来ます!』と言って、状況を悪化させるよりかはマシだ!!

 現代の仕事は何でも、オールマイティーを求めすぎなんだよ!

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