第358話 安く提供する?
働いて居る人なら皆分かると思うけど……良い物を安く買いたい!
食べ物に始まり、スマートフォンを含む家電製品や自動車。最後は住宅やお墓まで?
良い物は値段が張ることを理解していても、その良い物を出来れば安く買いたい!
なので、スーパーの特売品で食品や調味料を安く買ったり、通販サイトのセールで気に入っていた物を思い切って買う。
☆
話が一気に逸れるが、敢えて安く提供する物が有る。
代表的なのは子ども食堂で有る。
概念は、貧困世帯の子どもたちを支援する名目で子ども食堂は誕生した。
貧困世帯を前提にしているから、料金も著しく安価で有るが、それなりの物を出しているらしい。
これに関して、私は文句を言うつもりは無いが……疑問に感じる部分も有る。
安く提供するのは当然で有るが、その財源は何処から出ているのかと……
表上では企業からの支援・寄付。スタッフはボランティアで運営しているそうだが……現実は行政からの補助金・支援金で有る所が多い。
また、一個人や企業では無く、NPO法人等の非営利団体が運営している所が多い。
そして、最近では貧困世帯の限定を外して、子どもが居る家庭なら、大人が同伴利用しても問題ないと、ルールを変えている子ども食堂が多い。←大人でも数百円で利用可能
こう成ってくるともはや、子ども食堂ではなく、子どもが居る家庭への食事支援施設と成ってしまう。
子どもを育てるにはお金が掛かることを当然理解しているが、これでは本来の概念が崩れているだろうと、私は感じている!
子どもなら誰でも利用して良い子ども食堂で有るが……これでは只の任意給食で有るし、給食に成ってしまったら、無償で提供しろと言う輩も出て来るだろう。
そして、それを事実上の税金で
これ以上の増税は本当に勘弁して欲しい///
☆
子ども食堂を悪く言いたくは無いが、これでは子ども食堂を作るのでは無く、貧困世帯への弁当支給等の、食事支援するべきでは無かったかと感じる。
宅配弁当システムを上手に活用すれば、実現出来たはずだ!
嫌な話をすれば普通家庭の食事は、その家が責任を持って提供するべきで有って、定食屋代わりに子ども食堂へ頼っては駄目なので有る。
子ども食堂側も利用実績を作らないと事業廃止に追い込まれるから、門戸をドンドンと広げているが、これでは本末転倒で有る!
結局最後は中流階級の家庭だけが、その恩恵をフルに活用出来る!←上流家庭は子ども食堂を先ず利用しない
貧困世帯は安価な料金とは言え、毎日利用するのは難しいだろうし、貧困世帯ほど子ども食堂を利用させないだろう?
安く提供するのは悪くないが、子ども食堂だけに関しては、本来の概念をキチンと守るべきで有っただろう……
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