第307話 戦友は散った

 私は、この世界(小説)でたくさんの人と出会い、同時にたくさんの人がこの世界から去って行くのを見ている。

 そして……私のえがく作品も、応援してくれた人が去ってしまうので、自然と読まれなく成る。


 読まれないのに、更新だけは続ける私……

 読まれない小説を、書き続ける意味とは何だろうか?


「私も、そろそろ潮時かな……」


「こんな数値じゃ、活動を継続する必要性が無い」


 この世界で食べていける人は、Yo○Tuberより遙かに少ないだろう!///

 そもそも、この世界のパイは非常に小さいし、それに偏りが激しいから王道以外は、本当に厳しい世界で有る!


 Yo○Tubeなら、ながら作業でも見られるが、小説の場合は読む気で読まないと、内容が全然頭に入ってこない。

 それに、ながら作業で小説は、読む物では無い。


 何かの拍子に、奇跡的に小説が書籍化(商業デビュー)されても、それが必ずヒットするとは限らないし、期待の新人ネームバリューだけで、消えていく人も非常に多い。


 新たな出会いを期待して、私は活動を続けているが、最近は新たな人との出会いも殆ど無いので、やる気はドンドンと削がれていく……

 私は何時まで、この世界に留まることが出来るのだろうか……?

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