第230話 何でも甲子園
夏真っ盛りの8月!
夏と言えば、甲子園と言う人も多いだろう。
甲子園の為に、彼女や親友との交流を控え、余暇も練習に打ち込み、努力と根性の結晶で夢の甲子園を目指す!!
まさに、青春の1ページと私も言いたい!
そして、その甲子園にあやかって、色々な甲子園が生まれた!
代表的な漫画から始まり、小説など、高校生のみがエントリー出来るイベントが著しく増えた。
甲子園に行けるのは高校野球だけなのに、甲子園のイメージ力は凄まじいのだろう!
文化部でも甲子園(!?)を目指す事が出来る。
そして、これを悪いと言う人は少ないだろう……
目標に向かって打ち込む姿を、悪く言う人は居ない。
だが、私は、これを余り良くは見ていない……
何でも甲子園にしてしまって、どうするのかと!
そもそも、この国は高校生を美化し過ぎている気がする!
たしかに青春と言えば、高校生と言っても過言では無い!!
青春漫画やドラマ。小説など、高校生主人公やヒロインが登場する物ばかりで有る。
高校生に当る年代が一番、子どもから大人を感化させやすいのだろう!?
しかし、高校生全員が、その青春イベントに参加できるわけでは無い。
家庭の事情や、身体や能力の問題で、参加出来ない人だって居る!!
その様な理由で、私は”何でも甲子園”を好ましいとは感じていない。
それに甲子園を目指す以上、挫折や理不尽な事も経験しなくては成らない。
だが、一部の
これは例え話だが、高校野球試合が5回未満で有っても、一定の点数差が開いたら、5回未満でも終了させるべきだと言い始めた!?
コールドゲームのルールが既に有るのに、一部の輩はそんな事を言い出す!!
もし、それが『かわいそう……』とか言うなら、初めからエントリーするなと言いたいし、甲子園自体やめちまえと感じる。
どんな世界でも、弱肉強食の世界だ!
弱い物は強い者にフルボッコにされて、強い者同士は対峙する……
それは全ての甲子園、学校・社会生活共に変わらない!!
そして、人間は愚かだから、その対峙している物を見て楽しむ……
本来の甲子園は、切磋琢磨だったはずが……、暴力指導や缶詰合宿などの間違った方向へ進んで、それが一部修正された。
だが、今度は”仲良しこよし”の方向へ、進み始めるのだろうか??
勝負の世界に、弱者を極端に守るルールを追加するべきでは無い!
それをしてしまったら、真剣勝負なんて出来ないから……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます