第223話 待機電力

 今年は節電の夏で有る……

 その為、湯水のように電気を使っては行けない!?


 私も微力びりょくながら節電に協力しているが、どうしても限界が有る。

 私はとある日、有ることに気付いてしまう!!


『電気消費を自主的に抑えても、待機電力の消費を抑えることは出来ない…!』

『だが、殆どの家電製品にはタイマー・メモリー機能が有るから、必要時にコンセントへ刺すと言う行為が出来ない!///』


『それに冷蔵庫は、どうしても24時間連続運転をしないと、色々と不味い!!』

『高密度住宅なら、同様に換気扇を運転させる必要が有るだろう……」


『結局、出来る節電なんて、照明を間引きしたり、テレビを見る時間を減らしたり、エアコンの温度設定を28℃にするぐらいしか出来ないぞ!!』


 家電製品の待機電力は1時間当たり、1w/h(0.001kw/h)未満の家電製品が多いが、これも俗に言う、塵も積もれば山となるで有る……

 だが、ノートPC等、ACアダプタで変換して動作させる家電(情報)製品は、1w/hを上回っているかも知れない。


 家電製品(待機電力品)を1,000台集めれば、単純に1kw/h。

 100,000台なら100kw/hに成ってしまう。


 当然、コンセントへ繋がれた家電製品は、国内中に”ごまん”と有るから、かなりの待機電力が発生しているだろう……


 一部の家電製品は、待機電力が無い製品も有るが、現代は家電製品でもネットワークで繋ぐ時代。

『節電をして!』と言う割に、洗濯機をリモート操作する!?


 これだって当然、電気を使って行われている。

 冷静に考えれば、おかしな節電で有る!?


 待機電力を減らすことは出来ない。

『使用していない家電製品は、コンセントから抜いて!』と言うが、偶にしか使わない物でも、使用時に初期設定が必要な物は、コンセントから抜くことが出来ない///


 その為、最後は……我慢という言葉で、節電の夏を乗り切るしか無い!?

 無理をしない範囲で、節電をしましょう……ね!

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