第146話 うまみ調味料

 うまみ調味料と言われても、ピンとは来ないかも知れない!?

 俗に言う、味○素やそれに付随する、商品及び調味料で有る。


 食品に少量を振りかけたり、混ぜ込むと美味しさがUPする!

 外食産業から始まり、コンビニで販売されている弁当やパン類。スーパーで売られている惣菜。

 更にはお菓子、漬物、冷凍食品まで、ありとあらゆる食品に”うまみ調味料”は添加されている。


 うまみ調味料の主体はアミノ酸の一種有る、グルタミン酸で有る。

 昆布だしのうまみは、グルタミン酸からきている物で有る。


 その為、うまみ調味料は、”化学調味料”と言われる筋合いは無い。

 合成的に作られた調味料では無く、自然由来で有るからだ!!


 ☆


 今の時代には、無くては欠かせない物で有る、うまみ調味料で有るが、このうまみ調味料を無闇矢鱈むやみやたらに使いすぎているのも問題で有る!


 旨み調味料が過剰に入った食品を摂ると、うまみを感じるより、苦みや”えぐみ”を感じたり、時には口内が”いがいが”したり、舌のしびれを一時的に感じることが有る。


 自然由来の調味料でも、過剰に摂りすぎると、体が拒否反応を示し始める。

 うまみ調味料の過剰摂取は止めようと言いたいが、一日当たりの摂取基準が決まっている訳では無い……


 食品製造業界でも、うまみ調味料(アミノ酸)は食品添加物扱いに成るが、100gに対して、○○以下の基準は設定されてない。

 始めに書き記したように、この国の食品で、うまみ調味料が入っていない加工食品は先ず無い!!

 うまみの塊で有る、味噌や醤油だって、態々わざわざうまみ調味料(アミノ酸)が添加されている!!


 人間の舌は敏感で有るため、個人差は有るが『美味しい!』の基準を超えてしまうと、舌は『不味いや味が変……』などの拒否反応を示し始める!!

 美味しい食事でも……途中で美味しく無いと感じたり、飽きたと感じるのは、うまみ調味料(アミノ酸)の過剰摂取をしているかも知れない……


 ☆


 私は別に、うまみ調味料を憎んではいないが、食品業界や製造業者は、無闇矢鱈に使い過ぎている感がする。

 そして、私の体も、度を超えた量に関しては拒否感を始めていた……


 砂糖や塩には、一日当たりの摂取基準(目安)が有るのに、旨み調味料(アミノ酸)には無いのは、本当に不思議で有る!?

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