第121話 常識の有る行動

 この世の中を適切に生きて行くには、最低限の常識が必要で有る。

 けど、常識が本当に求められるのは、学校生活や働いて賃金を貰う時だけで有る。


 私生活に関しても、常識の有る行動を本来は取るべきだが、私がそれを遵守しても、周りが平気で破ったり、無視してくれる……


 代表的なのは生活音で有る。

 玄関ドアなどの扉も、優しく手を添えて閉めれば騒音とは感じないが、それを力任せに閉めたり、ドラマのワンシーンように颯爽と出て行き、ドア本来の力で閉まると結構大きな音が響く!?


 これが面白いのは、本人は全く騒音と気付かないところで有る!!

 腹が立って居る時にドア閉めれば自然と力が入るし、ドラマのように出て行けば、格好いいと感じる!?


『ドアを静かに閉めましょう!』は常識の有る行動だと思うが、自分(私)に溺れている人間はそれが出来ない。

 そんな人間ばかりが増えてしまった……


 今の時代は下手に怒っていけない時代に成ったため、注意も簡単に出来ない……

 人の受け止め方次第で、誹謗中傷行為や暴力行為にいとも簡単に変わってしまうからだ!!


 そのため、私は私生活の中で常識を守るのが、馬鹿らしく成ってしまった……

 幾ら私が守っても、相手方は本当に勝手をやってくれる!!

 私も近い内に、非常識の仲間入りに成ってしまうだろう……

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る