　最近の電子機器は、ほぼ100％初期設定が必要だ。

　初期設定を終えないと、使う事すらできない。

　特に大変なのは、パソコンやスマートフォン関連だ。

　細かい設定をしながら、初期設定をしていく。

　何時の時から、こんな面倒くさい事をしなければ成らなく成っただろうか？

　白物家電すら、初期設定を求められる物が有る。

　今の時代は何でも『スマートフォンから便利！』だと言って、直ぐにネットに繋ぎたがる。

　確かにエアコン等をスマートフォンから操作出来るのは、便利かも知れないがフルに活用している人はどれだけ居るのだろうか？

　洗濯機をスマートフォンから操作する必要性は、本当に有るのだろうか？？

　そう考えると、昔の白物家電は初期設定等は無かった。

　コンセント差せば、お終いである。

　多少の調整はいるが、目で見れば直ぐに理解出来る事が多かった。

　電子レンジも今の時代こそ、余計な機能が付きまくりだが、一昔のは本当にシンプルだ。

　テレビは流石に設定が必要だが、これは黒物家電に入るので除外される。

　けど、本当の昔のテレビだったら、もっと簡単だった。

　便利なのは良いが、それを理解していくのも大変だ。

　頭が柔らかい内は良いが、年を重ねると思考力や判断力が落ちていく。

　それにスマートフォン関連はバージョンアップだと言って、新機能がどんどん加わっていく。

　便利の対義語は不便で有る。

　便利な物で有るが、それは同時に不便さも出している。

　使い切れない機能やおせっかいな機能は正直言って要らない。

　家電製品は使わなければいいだけが、パスコン・スマートフォン関連は消せないアプリと成って来ると目障りでしかない。

　戻る事は無いと思うが、もっと単純だった製品の方が良い。

　今でも有る事は有るが、何故か安くは買えない！？（買える物も有る）

　初期設定だけで、無駄な時間を取られる事程、無駄な時間は無い……

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