第24話 飽食

 今の時代…。食べたい物を食べたい時に食べられる。

 本当に流通の御陰だと感じる。食を選ぶ楽しみは、心に幸福を与える。


 この国は、本当に食が溢れている。

 自宅に居るのに、全国の名産品が気軽に食べられる。

 お金さえ有れば毎日、贅沢な食事を摂り続ける事も出来るだろう。


 けど、これは本当に良い事なのだろうか?

 本当の味を、知って食べているのか!?


 流通の発展で、蟹や牡蠣等の魚介類や、地元でしか食べられない食べ物も簡単に買えてしまう。

 けど、幾ら流通が発展しても、新鮮さは多少でも落ちてしまう……

 便利なのは良いが、それを理解した上で食べているのだろうか?

『○○を食べた!』で、終わってはいないだろうか。


 そんな事を感じた私だった……

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る