金色の光

この世界では魔法を使えるのが普通です。


人によって個人差はありますが

生活魔法の


・火をつける・灯りをつける

・洗浄・乾かす

はだいたいの人が出来ます。


もちろん私も魔法が使えるんです。


前世が日本人なので魔法のある世界は見ていて楽しいです♪



ベルゴンツィ国では

12歳のときに魔力がどれくらいあるかを調べる魔力鑑定を全員が受けます。


魔力が高かったり

聖女候補に選ばれる人もいます。


今の聖女候補は2人です。


私も魔力鑑定受けましたが

どれも平均的な数値でした。


アマンダ様は平均数値より少し上です。



セレスト学園で授業が始まりました。


「では、今から魔術を教えていく。2人1組になって。まぁ、初日だから簡単なものにしておく」


「アリス、一緒に組みましょう」


「はい、アマンダ様」


「まず魔力を体全体に流して、魔力の流れを感じてほしい」


魔力の流れを感じるのか・・・

目を閉じてやってみよう!


魔力を体全体に流すイメージをした。


「サラサラ流れて・・・」と言うと


体がすごく熱くなってきて

パンっと音がした瞬間

金色の光が手のひらからキラキラと輝きながらあふれ出してきました。



えっ!なにこれ?どうなってるの?




「聖女様だ!聖女様だわ!」


みんな聖女様だと騒いでいる・・・。



「あの金色の光は、光魔法だ。まさに聖女様の証明あかし。素晴らしい。ルサージュくん、君は聖女様だよ」


トーマス先生が聖女様だと言っているけど、聖女だなんて信じられない・・・。


「あの、トーマス先生、私が聖女とか信じられないのですけど・・・」


「君は聖女様に間違いないよ」


「聖女様は金色の光を降らせるって王家の本で読んだから間違いないわよ!アリスが聖女様だなんて驚いたわ。お父様、お母様に報告しなくちゃ♪」


「アマンダ様、報告しなくて大丈夫です・・・」



なぜか突然

聖女の力が覚醒めざめてしまったようです。



これからどうなるのでしょうか・・・。

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