80話目


「流星の正体って何か知ってる?」


惑星?


「違うよ」


じゃあ何?


「流星は心なんだよ」


よく分からない


「もっと単純に感じてみて?」


でも流れ星なんて見えないよ


「今も見えるよ」


どこで?


「君の心の中」


やっぱり志保の言う事は分からないよ


「嘘、本当はわかってる」



「だって私は、君に落ちたホシだもん」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る