140字小説集

鈴響聖夜

1話目

空は蒼いな。

そんな事を考えられるのもあと何回かな。

まぁ良い。

日記にしたためておこう。

この世界は理不尽だ。

違うなら何故僕がこんな…やめておこう。

心身ともに良くない。

最近は苦い薬も出なくなり清々している。

つまり、未来はあと数日ということだが。

もうそろそろかな。

僕は目を瞑り意識を手放した。

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