なにもかも
コロナの急激な拡大と同時にあふれるばかりの濃厚接触者。
検査が追い付かないから発表されているのよりも感染者が多いのは確実だ。
濃厚接触者になると十日ほど仕事や学校を休まないといけないらしい。
とうとう、私の施設でもその並みが押し寄せてきた。感染者ではないが、濃厚接触者として休むことを余儀なくされた人が現れたのだ。
もしもその人が濃厚接触者ではなく、感染していたらとしてら、職場はどうなるのだろうか?同僚全員が濃厚接触者?入所者全員もそうなのか?
ひとりの感染者Aがいる。当然その家族は濃厚接触者。その家族Bがもしも感染していたら、Bが働いている職場で話をしたりしていた人Cも濃厚接触者。もしもCが感染していたらCの家族やいっしょに働いている同僚も濃厚接触者。
正直きりがないよね。
一人の感染者がいたら、濃厚接触者が枝分かれしていき無限に広がっていき、百も二百も濃厚接触者がいることになりそうな気がする。
とりあえず、自分は発症してなくて検査していないだけで感染者かもしれないと考えたほうが正解かもしれない。
とにかく手洗いうがい、消毒、マスク着用、人の集まる場所へいかない。
無駄に騒がない。
常に自分が移す可能性があり、移される可能性があると考えないといけない。
なんて住みにくい世の中になったのだろうか。
いつになったらコロナがインフルエンザやただの風邪と位置付けられるようになるのかなあ。
そんなことを考えている。
つうか、コロナが取り上げすぎて、コロナ以外の死亡原因となる疾患が置き去りになっているなあ。
心疾患で死亡→コロナに感染していたのが発覚→心疾患の悪化はコロナのせいだ
誤嚥性肺炎で死亡→コロナに感染していたのが発覚→誤嚥性肺炎になったのはコロナのせいだ。
そんな流れ。
心疾患も誤嚥性肺炎もそれとはかぎらないんだけど、すべてがコロナじゃないかと疑いたくなる。
喉がイタイ→コロナかも
足がいたい→コロナかも
鼻水がとまらない→コロナかも
やるきしねえ→コロナかも
眠いい→コロナかも
そんな感じに考えてしまう自分がいたりする。
つうか、コロナが流行るまえからよくあっていた現象なんだけどね。
いまにはじまったことではない。
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