私とAC長野パルセイロ③




 貴様、滞っている連載を書けいっ!


 と4人の読者の方に怒られそうですが、すみません。

 なろうも含めると10人ですか。


 とりあえず書き出してしまったからには、書き尽くしておかないとスッキリしないものなので……


 書こうと思わせたシュタルフ 悠紀リヒャルト監督と今年の選手が悪い、という事にしておいてください。

 いや、それも困るな。

 私が悪いのです。

 シュタ将と選手、チームは悪くない。



 さてさて、そんな悔しみで終わった2014年シーズンが明け、2015年シーズン。

 私はパルセイロサポーターズクラブに入り、シーズンチケットをゲット致します。

 この、サポーターズクラブに入らないとシーズンチケットが買えないというシステム、本音では何とかして欲しいと思ってます。

 シーズンチケットは多分年間全ホームゲームを観戦したら2試合分くらいは安くなる価格設定なんだと思いますが、サポーターズクラブにお金を出して入会する金額を考えると、一番安いクラブ会員でも3000円なので、大して安くなっていないのです。

 まあ、1試合ごとにチケット購入する手間が省ける、というのは利点ですが。


 2015年のパルセイロの試合チケットはJ3リーグなのに確か当日ゴール裏で2500円くらいだったように思います。

 ハッキリ言って高い。

 何故か?


 それはこの年からAC長野の試合が、改修なった南長野運動公園総合球技場で開催されるからです。

 当時は最新だった建設方式で建てられた最新のスタジアムです。

 その後この建設方式で北九州のミクスタ、ガンバ大阪のパナスタ、京都サンガのサンガスタジアムが建てられていますが、それらの先駆けとなったのが南長野運動公園総合球技場です。現在の愛称は長野Uスタジアム。


 私はバックスタンド自由席のシーズンチケットを購入しました。

 Kくんも同じくバクスタ民。

 そしてこの年からもう一人、Sくんも観戦仲間に加わります。

 Sくんは某J1クラブのファンで、何に数試合関東に試合を見に行くサッカー観戦が趣味の男。

 私と地域のゴミ当番が一緒になった時の雑談でサッカー好きと判明し、試しにパルセイロの試合観戦に誘ってみたところ「おおう。行ってみてもいいかな」との返事で、この記念すべき南長野運動公園総合球技場のこけら落としに連れ立ってやってきていました。


 この日は妻は仕事。

 私とKくんSくんの3人でやってきました。


 うをー、スタジアム、ピッカピカに輝いておる!

 打立てのコンクリートがキレイすぎる。

 トイレが入口出口別で流れがスムース! 

 ぬおおお、2階席からでもピッチが近えー!


 ただ、ゴール裏、バックスタンド、メインスタンドは明確に区切られていて自由に行き来は出来ません。当たり前だけど。


 そのため各ブロックの売店で自由に買えない。

 これはいつの日かカシマスタジアムのようにアウェイサポがもつ煮の『密輸』をお願いするような事態になるのかも知れんなあ。

 そんなことを思いました。


 この日の対戦相手はSC相模原でした。

 2015年J3リーグ第2節です。

 第1節はこの前の週、町田ゼルビアとアウェイ町田市立陸上競技場で対戦し、0-0で引き分け発進でした。


 この日は快晴で、これ以上ない天気でした。

 私たちはバックスタンド一階席の、ややアウェイゴール寄りの席に座ります。

 この日の観客は8681人。

 南長野運動公園総合球技場の最大収容人数は15000人ですから、半分強の入りではありましたが、かなりの観客数でした。

 ただ、半分くらいの人は、何となく新しい施設でサッカーやるみたいだから、招待券貰ったから見に来てみよう、という雰囲気。

 特にバックスタンドはそうした人が多いのか、チャントを歌う人などは当然おらず、プレーに歓声が沸く、何てこともあまりありませんでした。


 試合はキックオフ直後の2分、7番佐藤悠希のオーバーヘッドシュートが決まりAC長野が先制します。


 幸先の良い得点にスタジアムは沸きました。

 反応の重いバックスタンドの民もこれにはホッコリ。

 私たちは大喜びしておりましたが。


 しかし、良かったのはここまででした。

 1点取られた相模原は怒涛の反攻です。

 相模原、謎の人脈があって外国人ボランチを獲得し、この試合にも先発させてましたが、このトロというボランチがことごとく中盤でボールを奪っていきます。

 そして前線には昨年から加入した元日本代表の高原直泰がおりましてですね、ボールを収めて散らして、撃てる時には撃つ訳ですよ。

 動きもやらしくてね、うちの若きボランチ、仙石廉はイエローカード1枚貰っていたところで上手くファールを誘われましてね、イエロー2枚で退場になってしまいました。

 後半4分と後半28分に点を取られ逆転されると、後は必死でゴール前にボールを放り込みますが得点は奪えず1-2で敗戦です。


 私たちの後方に座っていたちょっぴりヤンキー入ったおばさまが、「あーあ、こんな試合誘われても来るんじゃなかった、二度と来ねえわ」と言って立ち去る声が、何だか敗戦で打ちひしがれる私たちに突き刺さりましたね。


 という散々なホーム開幕戦でした。


 まあ、これはちょっと予想出来たといいますか、覚悟はしていたんですけどもね。

 何でかって言うと、このシーズンに入る前のキャンプ中に、AC長野の大エース宇野沢祐次が、右ひざ靱帯断裂の大怪我をしていて戦線を離脱していたからです。

 元々柏レイソルで下部組織出身の若きドリブラーとして活躍していた宇野沢ですが、怪我のため柏から福岡へと移籍し、福岡でも怪我の影響で結果を出せずに退団します。サッカー関係の仕事に就こうとJAPANサッカーカレッジに入りますが、この時に怪我も癒えて来たと感じ、北信越1部リーグに所属していたJAPANサッカーカレッジのサッカー部に所属してサッカーを再開します。

 JAPANサッカーカレッジに2シーズン所属しプレーした宇野沢は、同じ北信越1部に所属していたAC長野に2010年移籍。7得点とアシスト王に輝くと、JFL昇格を賭けた全国地域サッカーリーグ決勝大会でも3得点と活躍し、AC長野をJFLに引き上げる立役者となりました。

 そしてJFLでは15点、17点、20点と毎年2桁得点を記録。

 昨年のJ3初年度も16得点を挙げ得点ランク3位でした。

 宇野沢がいないと、はっきり言ってチームの攻撃は機能しません。

 宇野沢のパスレシーブから攻撃が始まり、宇野沢が作ったスペースを他の選手が使い、宇野沢のパスで他の選手がシュートする。そして打開したい時は宇野沢がドリブルで仕掛ければ何とかなる。

 そんな選手が不在ですから、それは得点が取れないのも無理はありませんでした。


 ただ、この後チームは勝ち進みます。

 点を取るのはセットプレーと選手個人の閃きで、と言う状態でしたが、美濃部監督就任以降固さをました守備力がモノを言いました。

 ただ守備力も固いとは言っても決して組織だって守れているというものではありませんでした。今の2022年の感覚からすると。


 いい例が第10節のホームで行われたJ22選抜戦です。

 この試合は前半のうちにAC長野が2点を先制し、結局この2点を守り切って勝利した試合ですが、観戦していて守備の組織が破綻しているのに良く守り切ったな、というような試合でした。

 後半25分くらいから得点を守ろうという意識が強くなったのがわかるくらい自陣に引いて守るAC長野。

 後半に入り時間も進んでいくと、5バックで5-4-1のブロックを作って守っている、つもりだったのでしょうが、5と4のラインの間に入って来るJ22選抜の選手を4の選手たちが捕まえようとして4のラインが5のラインに吸収され9人が横1列に並んで守っているような状態に。

 こうなってしまうとボールを出すのも余裕で出されますし、9人ラインなんてどこがオフサイドラインなのかもわかりませんから飛び出され放題。ミドルシュートも撃たれ放題でいつ失点してもおかしくない、という展開を延々と15分以上見せられ、終了のホイッスルが鳴った時には勝利を喜ぶというよりもガックリ疲れてしまいました。

 一緒に見ていたSくんが「まあ、J3だから……」と自分を納得させるように何度もつぶやいていました。

 ちなみにこの試合には鹿島アントラーズの鈴木優麿も後半の45分間プレーしていました。どんなプレーをしていたのか覚えていませんが、多分喜々としてシュート撃ってたんじゃないでしょうか。


 まあ、そんな状態ながらも3位の位置をキープし続けるAC長野。


 この年のライバルはJ2から降格してきたカターレ富山か、と思われていましたが昨年も2位争いのデットヒートを繰り広げた町田ゼルビアと、JFLから今年度昇格してきたレノファ山口でした。

 シーズン前半はレノファ山口が圧倒的な首位で、2位が町田、僅差の3位がAC長野でした。

 レノファ山口は、圧倒的な攻撃サッカーでJ3の常識を覆していきました。

 昨年の傾向からすると、J3は守備力高く失点が少ないチームが上位に来るリーグだと思われていました。

 昨年優勝の金沢も、2位AC長野も3位町田も、守備力のあるチームでしたから。とにかく1点取って守り切れるチームが勝ち点を積み上げるものだと思われていました。

 しかしレノファ山口は攻撃に特徴があるチームでした。

 チームの中心は小塚という、攻撃の才能が飛び抜けたMFです。

 更に小塚と組む庄司は堅実な配球を見せるボランチ。

 左サイドに張り付くのは島屋。その横に福満。右サイドに鳥養。

 そして1トップにフィジカルが強い岸田。

 ここに両サイドバックの黒木と小池が絡んでほぼ8人で攻撃してくるという超攻撃型チームでした。

 守備はCBの宮城と代、GKの一森で守るという、無茶苦茶。

 まあ本当に3人で守るわけじゃないですけど。

 レノファは開幕以来無得点試合というものがなく、初黒星を付けられたAC長野との対戦でも1-2の敗北。J22選抜との試合では8-0の圧倒的勝利を収めています。

 シーズン通して無得点だったのは第13節の町田戦の0-1と、第38節のJ22選抜戦の0-0だけでした。

 これはレノファサポーターは楽しかったでしょうね。

 得点を取って取って、そして勝点3を取る。


 AC長野のように、何とか取った得点を必死に凌いで凌いで守り切る、と言うサッカーよりも応援したくなるのではないでしょうか。

 何と言っても見ていて興奮できるのはゴールシーンなのですから。


 AC長野も6月に入り宇野沢が復帰しました。

 復帰当初は短い時間から慣らしていく意図だろうと思うのですが終盤10分での投入が何度か続きました。

 しかし短い時間であっても、宇野沢がいるのといないのとではボールの回りが全然違い、投入と同時に停滞感漂う攻撃が生き生きとしたものに変わるというのを何度も目の当たりにすると、その影響力の大きさを感じずにはいられません。

 そして宇野沢不在という問題の解決には相当な時間が必要になる、ということも。


 この年のJ3には中断期間というものはありませんでした。

 ただ、夏の移籍ウインドウはJ1,J2と同じく開かれます。


 J3は夏の移籍で良い補強が出来たチームが優位に立つ。

 これも昨年を踏まえて言われていました。

 昨年優勝の金沢は、チームにとって強化したいGKに原田、CFに空中戦に強い水永を獲得したことで後半戦勢いを増していきましたから。

 AC長野も昨年夏に山田晃平を獲得し、ライバル町田との対決に勝利しました。


 この年AC長野は移籍解禁期間中に選手を4人獲得しました。

 札幌からレンタルで小山内、元FC東京、栃木の近藤祐介、福岡からパク・ゴン、かつてC大阪や甲府に在籍したキム・シンヨンです。

 キム・シンヨンは長野で公式戦に出ることなく、プレーを見ることなく年末に去って行きました。


 首位レノファ山口を追撃したいAC長野。


 第20節で2度目の直接対決です。

 ここまでの両チームの通算成績はAC長野が12勝4敗1分で勝点37、レノファ山口が15勝3敗で勝点45。

 試合数が違うのはこの年チーム数が奇数のため休み節があったためです。

 AC長野はこの直接対決に勝てば勝点差5に詰め寄ることができます。

 リーグ戦は総当たり3回戦なので、もう一度直接対決で勝点差を詰める機会が巡ってくるのです。

 第20節、敵地維新百年記念公園陸上競技場で行われたレノファ山口戦に、AC長野は新戦力の小山内と近藤、パク・ゴンを投入します。

 復帰した宇野沢も先発に名を連ねています。

 近藤の体格を生かしたパワフルなプレーはまさに重戦車ここにあり、といった力強さでしたが、悲しいかなスタミナがない。30分を過ぎた頃には疲れが見え始め、ハーフタイムを挟んで引っ張りましたが52分に交代となりました。

 パク・ゴンは本来センターバックの選手のようですが、長野では中盤の潰し屋、或いはフィルターとして起用され、そのボール奪取能力を披露し続けます。

 サイドバックの小山内は、若いだけあってスタミナもあり後半18分に先制点を挙げるという大仕事をやってのけます。

 負けられない試合で先制したAC長野。

 取り返そうと8人で攻撃してくるレノファ山口ですが、その意欲を挫くかの如く、3分後の後半21分にAC長野が追加点を挙げます。得点者は山田晃平。

 後半も半分に差し掛かろうかというところでの2点リード。

 勝ちが見えてきました。

 しかしAC長野の選手に油断があったのでしょう。

 レノファは反撃しようと攻撃してきます。

 6分後の後半27分にMF福満が1点を返します。

 更にロスタイム1分を過ぎたレノファ山口のCK。直接狙ったのかと思うくらいゴールに向かってストレートに蹴られたボールをDFが頭に当ててオウンゴールで同点。

 そして後半ロスタイム4分に山田晃平がPA内でシュートブロックをしようとして手に当たりハンドを取られPK。これを岸田が落ち着いて決め悪夢の逆転負け。


 この試合は維新まで見に行ったわけではありません。

 この当時スカパーがJリーグの中継を独占していましたが、全試合中継があるのはJ2から。

 J3はその日の何試合かの中からピックアップされた1,2試合を中継してくれるというもので、たまたまこの試合は中継試合になっており、長野市内のスポーツバーで観戦していたのです。

 当然KくんSくんも一緒でした。


 私は敗戦の悔しさに打ちひしがれましたが、実のところチームの不甲斐なさが見えたことに腹が立っていました。

 別に失点したことではありません。

 いやまあ、あの時せめて手は腰にくっつけといてよ山田、という思いも無かった訳ではありませんが、止めを刺せる絶好のチャンスをフイにしたことに腹が立ったのです。

 2点リードした後の、何分かは忘れましたが、レノファが猛攻を仕掛けてAC長野ゴールに殆ど全員で、CBの宮城や代も上がって攻撃をしてきたのをAC長野は必死に弾き返していました。

 そんな弾かれたボールがスポッと、本当にスポッと何故か前線のサイドの位置にいたAC長野MFの有永に収まったのです。有永自身も驚いていたように私には見えました。

 有永はそのままスルスルッとドリブルを開始。

 レノファの選手は本当にほぼ全員攻撃に参加していたので、有永は無人のフィールドをドリブルで進んでいくのですが、見ていて非常に自信なさげです。

 レノファのDF1人が全速力でゴール前に戻っていきますが、有永の位置は遠すぎて止めにいくこともできません。

 そして有永のフォローにFW勝又が必死で走って追っかけます。

 勝又は、有永よりもサイドに開いた位置を追走していきます。

 有永は、コーナーフラッグに行こうとしているように見えました。

 時間はたっぷり残っているのに、「鹿島ろう」と何故か考えたのでしょう。

 そこで自分よりもサイドの位置を走っている勝又に気づき、PA方向に進路を変えます。

 有永の前にはDFが一人とGKの一森のみです。

 選択はシュートの一択で構わないでしょう。

 3点目を取れれば、殆ど試合は決まったようなものです。

 レノファの選手の闘志を挫くのにも十分。

 しかし有永は何故か自分よりも外にいる勝又にパス。

 そしてそのままゴール前に走り込むでもなく止まってしまいました。

 ボールを受けた勝又も、一瞬どうしようかと考えたのでしょうが、ゴールに向かって斬り込み角度の無いところからシュートを放ちますが威力無くGKの一森にキャッチされてしまいました。


 私はこのプレーを見た時に思わず「ふざけんなっ!」と叫んでしまいました。

 何で止めを刺しに行かない?

 今のプレーでレノファの選手の殆どは諦めてジョグで戻っている。

 3点目を取れれば完全に闘志を挫けるのに。

 直前のレノファの猛攻も、冷静にというよりは闇雲に、焦って攻撃しているニュアンスの方が強かったのに、今の時間を使おうというような弱腰のプレーは相手の闘志に火を着けるだけだ。


 そして結果は逆転負け。


 何でそんなにリードしたら守りに意識が行ってしまうのか、と腹が立ちました。


 後でJリーグのHPで選手の試合後コメントを読んだら、相手GKの一森が案の定「後半2失点して諦めている選手もいたが、相手が止めを刺しに来ないことがわかって行けると思った」という発言をしていました。


 やっぱり感じた通りだったのです。


 AC長野はこの敗戦で、美濃部監督が休養を発表します。

 後任はヘッドコーチの衛藤さん。

 監督の休養と大事な一戦での敗北で、ここからAC長野はチームが崩れてしまいます。

 衛藤監督代行が何とか立て直しましたが、時既に遅し。

 山口と町田に勝点8離されての3位でフィニッシュしました。


 シーズントータルで、山口とは天皇杯も合わせると4回対戦して敗戦は第20節の1敗だけでした。

 直接対決で勝ち越しているのですから、第20節の敗戦後に崩れず踏ん張れていれば逆転の目はあったと思えてなりません。


 徐々にAC長野のもろさが表面化してきたシーズンでした。


 ちなみに最終節でAC長野は南長野運動公園総合球技場で町田と対戦し1-1のドローだったのですが、同時に行われていた山口対鳥取の試合、山口が負けていれば町田が優勝でした。

 先に長野-町田の試合が終わり、途中経過でロスタイムに入って鳥取がリードしているという情報が場内に流れると、詰めかけた町田サポーターと町田の選手たちも大喜びで、優勝だー! と喜びを爆発させていましたが、試合終了間際に山口が追い付いたという結果が流れると、ガックリとうなだれていました。

 相手チームながら、可哀想でした。

 最も町田はこの後入れ替え戦で大分を破り昇格します。

 同情は必要なかったですね。

 彼等は強かったです。








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