第2話 そういう風にしか理解できない知能の問題ですけどね
「あの……いい加減魔王討伐に赴いてほしいのですが……王も機嫌を損ねておられます……」
「もうAIというか召喚獣というか使い魔に任せればよくないすか」
「でも勇者が行かないと……」
「あなたみたいにAIとかを働かせるのを嫌がる人っていうのが、なんか一定数いるんですけど、僕としては人が無駄に動く必要はないよねっていうので、ひとまず様子を見てみますと。そうするとだんだん世界が危機に陥ってー、王国に危機が迫るーってなって、そのあたりは多分、時間の問題だと思うんですけど」
「ですから……」
「でもまあ、僕住んでるのフランスなんでw」
* * *
どうすれば勇者になってくれますか、じゃんけんぽん
つづく(?)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます