学生生活が持つ、あの独特の、言葉にできない雰囲気を思い出しました。
また、文章・内容ともに洗練さを感じました。
前半は、安良巻さんのいつものテイストと、文章・内容、言い換えれば雰囲気が違っていましたが、とても良かったです。
中長編にリライトしてもおもしろそうですね。内容的には中長編向きかなと思います。
こういう雰囲気を楽しむ作品は好きです。
作者からの返信
青切様、ありがとうございます。
今や懐かしき「学生生活」の、あのどこか幻じみた、不思議な雰囲気を本当にお化けの話にしてしまえないか、というのも、これを書いたきっかけであった覚えがあります。
まぼろしの学生会館を舞台に、青煙で文字通り煙に巻くようなリライトが出来たら、いずれ挑んでみたいところです。
への応援コメント
何だか、山ン本五郎左衛門が彷彿としました
作者からの返信
すらかき飄乎様、ありがとうございます。
まさしく仰る通り、かの稲生家物怪録に出て来る大魔王のパロディが出発点であります。
「焔野与左衛門」も、かの魔王たちの列挙された中に名を連ねる存在の一人であり、稲垣足穂「山ン本五郎左衛門只今退散仕る」にて、言及されていたモノです。
元ネタを見抜いて頂けると、何だか嬉しくなります。