第3話
(繭)・・・私の頭の中はキスでいっぱいだ・・・
・・・それはこの前・・・智也君と妹さんの
キスシーンを見せられてしまったからだ・・・(--;)
目を瞑って(つぶって)も思い出すのは智也君の
キスシーン・・・智也君は元クラスメイト・・・
クールでイケメンで優しい・・・クラスでも密かに
好意を持ってる女の子も居た。
・・・女の子ならあのキスシーンの相手が自分だったらと・・・思ってしまっても誰も責められないだろう・・・
(ナレーター)・・・繭さんは自分を正当化したい
・・・らしい。
(繭)・・・とは言う物の私はまだキスすらした事ない。・・・彼氏など作った事がないのだ。前に1度
告白はされたが・・・知らない相手だったので
断ったのだ。
(ナレーター)・・・などと・・・思い耽って(ふけって)いると川が流れてる付近まで歩いているのだが
・・・彼女は気付いていない。・・・そして
そのまま川に向かって行く・・・
(智也)・・・危ない!・・・
(繭)・・・えっ?・・・
(ナレーター)・・・そのまま川に落ちそうになってる繭の腕を引っ張って、勢い余り・・・智也と繭が
後ろに倒れ込む!
・・・智也が先に倒れた所に繭が重なる・・・
そして2人の唇はしっかり合わさっていた。
・・・2人とも動けないまま・・・見つめ合ってます。
(智也)・・・ご・・・ごめん!!
(ナレーター)・・・先に動いたのは智也だった。
・・・繭は突然の事でまだ放心してる。
(繭)・・・い・・・いや・・・気にしないで!
(繭の心の中)・・・そう言ったけど・・・私の頭の中はパニックだ・・・まさか少し前に妄想してた事が目の前で起こるとは・・・
(繭)・・・よし!・・・これは事故・・・お互い忘れよう!
(智也)・・・日向さんがそれで良いならゴメンね
(--;)
(ナレーター)・・・そして智也は申し訳なさそうに
別れを告げて去って行く・・・
・・・1人残された繭は1人思い老けていた・・・
(繭の心の中)・・・倒れ込んでキスなんてラブコメ
では良くある事・・・でもそれが相手は彼女が居るとなれば話は違う。・・・昨今さっこんでは
幼なじみが絶対に負けないラ〇コメなどもあるらしい・・・(--;)
(ナレーター)・・・アニメ化作品です。
・・・そう・・・これは最初から負けが決まっている・・・恋心なのだ・・・(⸝⸝o̴̶̷᷄ o̴̶̷̥᷅⸝⸝)・・・そして
私の気持ちも知らない様に心臓は高鳴って
しまうのだ・・・
・・・妹の中の彼女(LOVERS編3)・・・
・・・[完]・・・
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