彼岸様

序章

episode１ 消えた友人

2021年、5月20日、群馬県某所

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

僕はケンイチ、中学2年生だ

早速だが、この街では、人が消えている

僕たち、オカルト研究部はその事件について、捜査（自称）をした結果

「神隠し」の可能性が高いことに気がついた

そのため、事件が多発しているしている公園に捜査に来ていた

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「おーい、ケンイチ〜。何してんだよぉ。早くこっち来いよぉ」

仲間の中村が怒鳴っている

「おー、今行く〜」

僕は慌てて返答した

「おーい、なかむｒ、、、」

え？いない？

どこ行ったんだろ、、、

僕はあることを思い出した

｛10代の男性が消える｝

え？やばい！

僕は慌てて探したが、一向に見つからなかった

「あの野郎、神隠しに合っちまったのか．．．」

次の日、僕は気を落としたまま学校に行った

「やあケンイチくん、何かあったのかい？」

あまり話したことのない、月野が話しかけてきた

「いや、中村が例の神隠しにあったらしいんだ」

「やはりか、」

月野は何か知っているようだった

「何か知っているの？」

「いや、昨日『影』を見たんだ。」

「影？」

「そう、神隠しがある日は必ずその『影』が出てくるんだ」