第144話 ヒツジ鍋
私がヒツジの肉を口に含んでみると...!。
「んっ!?」
思っていたよりも柔らかい事にびっくりしました。
(柔らか...!)
それは私以外の人達も思っていたことの様で、皆の顔が驚きに満ち溢れています。
「この肉...、柔らかいですね、とても食べやすいですし甘口のお酒にも合いそうです」
レイナは相変わらずの感想を呟く。
そしてサラは...。
「美味しい!!」
うん、簡潔な感想を述べてくれていた。
しかし...、思っていたよりも美味しいのには本当に驚いている。
味はたしかに薄いのだが、そのかわり食べやすさが群を抜いている。
これなら子供でも楽しんで食べる事ができるだろう。
だが、そうなってくると少々【マトン肉】も気になってくる。
どうやら今食べている【ラム肉】がヒツジの雛肉な様で食べやすく、【マトン肉】と言うのが親肉らしい。
今はサラがいるから食べやすい方を選んだ訳だが、今度一人で【マトン肉】を食べにきてもいいかもしれない。
ヒツジ肉のおいしさに気がついた私達は手が汚れるのも気にせず、鍋に入っている肉を食べ尽くすのでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます