頭の中

なんかかきたろう

いっこめ


隣の客はよく柿食う客だ

僕に言わせてみれば昭美のことなんて大して大事に思っているわけでもないから、たとえ君が火の海に落とされても僕はそれを見ながらお菓子を美味しく食べることもできるし、気をつけてコーヒーを入れることだってできる。

僕の中での君はそれくらい優先順位が低いんだ。


悪く思わないで欲しい


だって人に対する評価なんてこれが一般的なものはないか


それについて君ににどうこう言われるすじあいはないというか

行ったところで僕はなんとも思わないんだ

だって君のことが心底どうでもいいのだから


君の死を願っているわけでも君の幸福を願っているわけでもない


まあ別に幸福になってもいいんっだよ

ただべつにしりたくないだけで

きみのことなんてもう

これっぽっちも気にならないし

道端のありくらいにしかおもっていない

いいんだよ

きみがどこでどうすごそうと


ただ僕に関わらないで過ごしてくれれば

きみはあ僕のことを冷たい人間んだと思うかもしれないけどそれはちがうよ


全くもって違う


君のことに興味がないのは自然の摂理なんだ

君に興味を持てないのは

神が人々に与えた一種の防衛本能なのかもしれないね

だってささもし君に興味を持つような人間が増えれば、自殺をする人んげんも増えてしまうだろ?

君のことを見ていると死にたくなってしまうんだから

君を見ていると退屈で退屈で

人生について考えちゃうくらい退屈で

しげきがない


こんなことならいっそ死んでしまおうという具合にすぐに死にたくなってしまうんだ

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