第169話 二〇二五年を迎えて
二〇二四年最後の母との面会は娘と孫達(母にとっては孫とひ孫達)だった。
十二月三十日(月)、娘達が我が家に来た機会に母の面会に行った。
相変わらず三人で十五分の面会制限があり、代表で娘と孫息子、孫娘(ゆあ)が面会した。
最近の母は私が面会に行っても寝ていることが多く、時には熟睡していて寝顔だけ見て帰ることが多かったが、母にとって孫達ひ孫達の影響力はやはり凄い。
ベットに横にはなっていたが、孫達ひ孫達と手を取り合って、声掛けには「うん、うん」と頷くように反応があったようだ。
有難い反応である。
娘も孫達も母に会えたことを喜んでいた。
そして、入院などして体調を崩しがちだった母であるが、何とか二〇二五年を元気で迎えることができた。
もしかしたら、年は越せないかもと覚悟をしていただけに奇跡のようでもあった。
嬉しい年越しとなり感謝いっぱいである。
明けて二日に長男家族が来た時に、母の面会の話になったが、その時は面会時間を過ぎていた為やむなく面会を断念した。
しかし、長男は母が施設に入ってから一度も面会していないことを気にかけていて「ばあちゃんには世話になったけぇ、会っとかんといけん」と言って後日面会に来てくれることになった。
が、正月明けてから施設内でインフルエンザが流行り、面会が中止となってしまった。
七日に薬を届けたついでに私も面会したかったが、居室で会うことはできず窓越しでの面会となった。
普段は寝ていることの多い母だがこの日は車椅子に座って珍しく目をしっかり開けていた。
こんなにしっかり起きてる姿を当分見ていなかったので、窓越しの面会が残念でならなかった。
それであとから施設の方に頼んで画像と動画を送ってもらった。
表情は乏しかったが、その映像は私にとっては嬉しい母の姿であった。
そして、面会が再開された一月十二日(日)に私は仕事だったが、長男夫婦と下の孫娘の三人で母の面会に来てくれた。
母はベッドで横になってはいたが、声掛けには「うん、うん」と何度も頷いてくれたようで、長男も会えたことを喜んでくれていた。
良かった!
その場に私はいなかったけど、きっと母は孫家族(長男家族)を見て喜んでくれたに違いない。
元気なうちに会えて良かったと思った。
昨年は、せめて母が元気で新しい年を迎えて欲しいと願っていたが、それが叶うと今度はまた欲が出て三月の誕生日を無事に迎えて欲しいと思ってしまう。
元気で母の誕生日を迎えることができること、これが今の私の新たな願いである。
近況ノートに画像あります。
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