第107話 施設の対応に感謝
2月14日、母の施設『
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お世話になります。
入所時から足の浮腫(特に足の甲)が気になっていました。
足を下に下ろしている時間も長いのですが、夜間良く休まれているので様子を見ていました。
ここ数日でパンパンに浮腫が見られ、先ほど〇〇先生(施設の担当の先生)に相談してみました。明日、3回目のワクチン接種で先生が来所されるのでみて下さるとの事。又、結果をご報告します。
担当○○より
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こういった内容だった。
私は折り返し、お礼の言葉と以前、私が働いている時にショートステイを利用していた時も、足の浮腫がずっと出ていて心配していたが家で看るようになってから自然に治った事や椅子に座る時間が長くなったからかもしれない事など返信した。
そして翌日、施設から電話があった。
足の浮腫については先生に診てもらったが椅子に座って足を下ろしている時間が長くなった事と母に不整脈があることでその影響もあるのかもしれないが特に薬の処方はなかったとの事、日中、少し横になる時間を作って足をあげておくなど、施設の方で色々工夫してみると言って下さった。それから3回目のワクチン接種の予定だったが、検温した時微熱があったので今回は見送って21日に接種する予定だと言われた。色々と気にかけて下さり有難いと思った。
それから又、夕方4時頃電話がかかってきた。
母が38℃以上の熱が出たとの事。担当の先生に相談したら、現在コロナ禍なので、一応総合病院でPCR検査を受けた方が良いとの事だったので、このまま様子を見ながら熱が続くようなら明日の朝、総合病院に連絡して相談してみるとの事だった。
母は高齢だし色々心配になったが、施設の人にお願いするしかないのでよろしくお願いしますと言って電話を切った。
その夜は気になってなかなか眠れなかった。
16日の朝、改めて施設から連絡があった。
昨夜は37℃以上が続き朝は36℃に下がったが総合病院に相談したら検査に来て下さいとのことで9時30分に病院に行き結果は昼前に分かるので結果が分かれば連絡するとの事だった。本来、病院の受診などは家族が行う事になっているが、接触者を増やさないために職員の方が行って下さる事になった。
私は全ては職員さんにお任せして結果が分かるのを待っていたが結果が分かるまでは落ち着かなかった。
午前11時過ぎに電話がかかってきた。結果は陰性との事で一安心した。
今の所は咳とかの症状もないのでこのまま施設で様子を見ますとの事だった。
夕方、5時頃ラインがあった。
『あれから今日一日お熱もなく過ごされています。良かったです。このまま様子を看させていただきます』との内容だった。
今は母を施設に預けているので当然の事をして下さったのかもしれないけれど、施設の対応が本当に有難かった。
夜勤の方も母の検温や体調をずっと気にかけて仕事をされたと思うし、又病院に連れて行くのも大変なことだ。コロナの事もあるので通常とは違った配慮も必要だし、又家族への連絡も細目にして下さった事にも感謝でいっぱいだ。
私一人がこれだけの事をしようと思ったらとんでもないことだと思った。
改めて色々な事で施設の対応に感謝した出来事だった。
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