使用者：カヌチ・キヌカ

発見番号：V-259-S1

名称：ペーパープラン・ペーパーナイフ

危険度：★★★

形状：刃渡り20センチ、幅5センチのペーパーナイフ。

使用法：手で持ち、刃を物体に当てる。どのような“もの”も停止できる。

書付：刃が触れた物体のエネルギーをどこかに消し飛ばすボイド。生物に使用する場合、時間停止に近い作用で、相手を停止させる。シンプルかつ強力である。投擲では効果は発動しない。サイズが小さく扱いが難しい。その為、使用者の性能に大きく依存する。

※停止範囲については、使用者の認識に大きく作用される。つまりは、使用者が地面にこのボイドを突き刺し、地面を星と認識すれば星を止めることすらできるだろう。使用者が、人の域に留まる、矮小な精神のままでいることを祈る。

※V-200-S3【赤錆の暗き神の座】の能力を無効化したさい、特異な認識障害を引き起こした。V-200-S3の能力が別次元からの接触であることの証明であり、その特異性を無効化するために、認識障害という現象を引き起こして『無理やり止めた』のだろう。あるいは、次元を止めたのだろうか？

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