V-401-S2 レゾナンス涼風302号室の扉
使用者:早苗
発見番号:V-401-S2
名称:レゾナンス涼風302号室の扉。
危険度:★
埋没部位:右手首
形状:××××製ディスクシリンダー型の鍵穴と鍵。
※鍵は、どこに捨てようとも必ず寄生者の手に戻る。
使用法:鍵穴に鍵を差し込み回す。瞬時に302号室の扉部分が出現する。<×××社製、銅板、非防火、掠れた文字で302と記されている>破壊された場合も扉は消えず残る。出現個数は使用者の精神力による。使用の度に精神を摩耗し、頭痛がした場合は、なるべく使用を止めるように。
書付:ボイドの影響で消滅した××町に存在するアパートメント『レゾナンス涼風』の302号室の扉である。××町に影響されたボイドは幾つか存在する。最初期の寄生者は、××町に親族を持つものだった。他の××町関連ボイドも、似たような出現方をした。使用実験のさい300の扉が出現する。ここで使用者が酷い頭痛を訴えたが、金銭と家族の安全を理由に使用を続行させる。458個目の扉が使用者の頭部を粉砕して出現する。その扉が開き、何者かが出現しようとしたため、実験施設を爆破、廃棄、封印。後に、再びダンジョン内で発見される。
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