第94話 タロット・リーディング習得法(8-1) ホロスコープ(12カ月の運勢)
タロット・リーディング習得法(8-1) ホロスコープ(12カ月の運勢)
「西洋占術」で有名な「ホロスコープ」をタロットで行なうのが「ホロスコープ」スプレッドです。
まずは単純に「12カ月の運勢」を読んでみましょう。
ハウス 方向 星座 期間 簡易的な月
(1) 9時 牡羊座 3/21〜 4月
(2) 8時 牡牛座 4/20〜 5月
(3) 7時 双子座 5/21〜 6月
(4) 6時 蟹座 6/22〜 7月
(5) 5時 獅子座 7/23〜 8月
(6) 4時 乙女座 8/23〜 9月
(7) 3時 天秤座 9/23〜 10月
(8) 2時 蠍座 10/24〜 11月
(9) 1時 射手座 11/23〜 12月
(10) 12時 山羊座 12/22〜 1月
(11) 11時 水瓶座 1/20〜 2月
(12) 10時 魚座 2/19〜 3月
(13) 中心 キーカード 全体的な運勢を総評するカード。
(1)〜(12)はその星座の期間中の運勢を表しています。
ただ、星座の期間ってなかなか憶えられませんよね。
その場合は簡易的に、9時の牡羊座を「4月」として反時計回りに「5月」「6月」…と続けていけば、占いたい月を端的に見られます。
簡易的に表せば「12時の山羊座」が「1月」を示すため、初心者でも何時が「何月」かを把握しやすい利点があるのです。
今から1年間の運勢が知りたいとき
すでに期間を過ぎてしまうと場に出したカードが過去を示してしまい、これからの「12カ月の運勢」を占えなくなります。
そこで、占い日の星座ハウスから順番に反時計回りに置いていく方法があります。
この方法のよいところは、毎月占える点です。
たとえば簡易的に元日で「1月」の「12時の山羊座」ハウスから一年の運勢を占っていき、スプレッドを写真に収めておきましょう。
そしてひと月進んだ2月1日に「1月の運勢」を振り返り答え合わせします。
そのうえで「2月」の「11時の水瓶座」ハウスからまた一年の運勢を占っていくのです。
上記した簡易的な「9時の牡羊座」を「4月」とした場合、「12時の水瓶座」は「1月」を示すので、そのひと月の運勢が見られます。(通常「ホロスコープ」スプレッドは星座の開始日から終了日で占います。ですが初心者にはキリが悪いのと数秘術の特性から「何月」で占うのもあながち間違えではありません)。
おかげで毎月新たに運勢を占えるし、ひと月ごとに占いが当たったかどうかも確認できます。
毎月繰り返していくと、占える期間を1年間まで伸ばせるようになるのです。
これはとても重要です。
普通タロットで占える未来は2〜3カ月と言われています。
(タロット・デッキは78枚なので、すべてを並べても2カ月半程度です)。
その未来を1年間まで広げられたら、近未来を占うのはたやすくなるのです。
「ホロスコープ」スプレッドは本来の「西洋占術」の知識がなくても、このように運勢占いに使えます。
今から12時間の運勢が知りたいとき
「1月から12月まで」を占えるのなら、今から12時間後までの運勢も当然占えます。
カードは「1月」を「1時」に、「3月」を「3時」に、「9月」を「9時」にして配置します。
「ホロスコープ」スプレッドは「未来予測」が得意なので、時間で区切られた未来を予測するのにも適しています。
「月」と「時」がわかるのなら、「日」ごとの運勢も知りたくなりますよね。
それは第96話でご紹介します。
星座占い
毎月や毎週、毎日でも「ホロスコープ」スプレッドを使って「その期間の各星座の運勢」まで占えてしまいます。
テレビや雑誌の「星座占い」を毎日のように無料で占えますので、コストパフォーマンスはひじょうに高いのです。
こちらは星座の開始日から終了日までを厳密に守ってください。
カードは「占う日の星座」から順に反時計回りで置いていきます。
「占う日」はその星座の影響を強く受けるからです。
中央のキーカードはその期間の「社会的な運勢」を示しています。
「社会的な運勢」はなにか特定のものの運勢に設定できます。
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