無能
生まれ変わる前に神様にこう言われた。
「お前に物凄い力を与えよう。使い方を間違えれば世界に大災害が起こるほどの力を」と
今から二十年前、世界中に超能力と呼ばれる力に世界中が目覚めた。サイコキネシス、パイロキネシス、念話、空まで飛べるようになった。そんな中、世界でたった一人俺だけに超能力が目覚めなかった。
就職するのにも履歴書の特技の欄に自分の能力を書く始末だ。そんな中、無能力の俺がまともに就職できるバズもなく家に引きこもった。そんな俺にも両親は優しく接してくれていたがもう耐えられない。両親の優しさが逆につらい。
もしかしたらと二十歳の誕生日まで生きてきたが能力に目覚めることは無かった。
父さん母さん先立つ不孝をお許しください。そして神様、あんたはなんであんな嘘を俺についたんだ!そう神様に呪詛を吐きながら俺は高層ビルから飛び降り、そして世界から超能力が失われ未曾有の犠牲者が出ることになった。
ネタバレ
俺は超能力の起点として生まれた。死んだので世界から能力が失われた。能力に頼った生活をしていたため多くの人達に犠牲が出た。能力が失われた理由は残された人たちには謎のまま。
そういえば、現代社会で急に電気が無くなったらどんなことが起こるんでしょうかね。
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