意味が分かると怖いっぽい話

ロングテイル

後ろに立つな


 俺は駅のホームで友人との話に盛り上がっていた。寝坊して遅刻だと思ったら友人がいたからだ。話題は昨日のテレビ番組のホラー番組だ。幽霊なんているわけ無いじゃん、と言うと友人は俺は霊が見えるなんて言い出した。馬鹿馬鹿しい。




 快速電車が通過するとアナウンスが流れ、話が途切れたときにふと人のいるはずの無い後ろに人の気配を感じ思わず突き飛ばした。




 友人の方に振り返ると青い顔をしながら友人が霊がお前のことをすごい形相で見てるなんて言ってきやがった。ホント馬鹿馬鹿しい。幽霊だろうが何だろうが俺の後ろに立つんじゃねぇよ。




 そういえば、電車来たのにドアが開かないってなんか不思議な感じだな。まぁいいか、遅刻の言い訳にはなるかもな。




以降ネタバレ注意


















まぁバレバレだとは思いますがこう思って書いたと言うことで。










 主人公は先頭で後ろを向きながら友人と話しながら電車を待っていたが割り込みされてカッとなって快速電車に突き飛ばした。突き飛ばされた人は突き飛ばした犯人を怨念のこもった眼差しで見てたって感じです。




 快速電車が通過するとアナウンスが流れ


→通過前


 快速電車が通過すると、アナウンスが流れ


→通過後




若干の意味の違い




以上です。こんなの読んでくれてありがとう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る