僕らの初恋

雪苺

親友との再会

僕は高校の同窓会に出席している。


卒業して5年が過ぎ

久しぶりに会ったクラスメイト達と皆、色々な話で盛り上がっていた。


すると

左側のほうから僕を呼ぶ声が聞こえてきた。


「すばるー!こっちこいよ。一緒に飲もうぜ」


親友の大橋おおはし 雪斗ゆきとだ。


雪斗の隣に座り

「雪斗、久しぶりだな。元気そうでよかった」


「まあな。すばるも元気そうで安心したよ。雪乃ゆきの が死んで5年経つけど、すばるは大丈夫なのか?」


「雪乃のことは今でもずっと好きだよ。忘れられない」


「好きなのはわかるけど、お前もそろそろ良い人見つけろよ。雪乃もお前が幸せになってくれることを望んでると思うから」


「一応、考えとくよ・・・」


僕は雪乃と出逢って初恋を知ったんだ。


辛く悲しい初恋を・・・。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る