69.PS1・2他『テイルズ・オブ』(4)
『リバース』(PS2→PSP)
ジャンル:RPG/長さ:そこそこ/オススメ度:★★★☆☆
アーカイブス:なし
ヒューマとガジュマという二つの種族が共存する国の王・ラドラスが月夜に自らの力・フォルスを放出すると、世界中でフォルスに目覚める人が現れ始めた。
スールズ村でもヴェイグという青年が氷のフォルスを暴走させ、兄妹同然に育ったクレアを氷柱の中に閉じ込めてしまう。
どうしようもないまま一年が過ぎた頃、ヴェイグの元にやってきたのは……。
種族の対立を描いた物語で、主人公のヴェイグを始めとして物静かなキャラが多いためパーティーも静かな印象。
それからヒロインのクレアが戦闘に参加しないという特徴がありますね。
戦闘は3ライン制を採用しており、奥行きが生まれたことで戦略性と難易度が増しています。回復手段が少ないのも見過ごせない要素です。
そのため、正直ラスボス戦は歴代テイルズ作品で一番苦労しました。攻略本を見ても何度やられたことか……。
ストーリーのメッセージ性が強く、スキットも非常に豊富でオススメしたい作品なのですが、初心者には厳しいという意味で★3つです。
『レジェンディア』(PS2)
ジャンル:RPG/長さ:長め/オススメ度:★★★☆☆
アーカイブス:なし
霧が立ち込める海を漂流していたセネルとシャーリーは、「遺跡船」に辿り着く。そこは船と呼ばれながら、島や大陸のように広い場所だった。
山賊に遭遇したのを発端にシャーリーは何度も狙われ、セネルは救出すべく動くことになる。全ては彼女の秘密が大きく関係していた。
ストーリーはメインシナリオとキャラクタークエストからなっており、シリーズではかなりの長さになっています。
が、その時間のほとんどは移動が占めているはず。
町とダンジョンとを結ぶワープシステムはあるものの、フィールドもダンジョンも広大で、そのダンジョンも攻略後歩いて戻ることが大半で時間を食うんです。
※RPGによくある「行きに仕掛けを解くから帰りは楽」もありません(汗)。
良い点は音楽とシナリオですね。
曲がとにかく良い! BGMはもうずっと聞いていたい良曲揃いで、挿入歌は泣けます。CD買いました。
シナリオも非常に良くて、何度も泣かされましたね。
でも、それでは補えないほどに、戦闘の爽快感のなさと先述した移動のダラダラ感がきついんです。
そしてシリーズの醍醐味であるスキットが少なすぎるのもファンとしては辛いところ。
残念ながら、クリア出来ずに投げてしまうプレイヤーも多いみたいですね。
キャラも良いだけに(私はグー姉さんとハティがお気に入り)惜しい作品。
リメイクを切に願います!
大量だった「テイルズ・オブ」も次回で一区切りの予定です。多分(笑)。
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