7.PS3『ティアーズ・トゥ・ティアラ』シリーズ

 ジャンル:SRPG/長さ:長め/オススメ度:★★★★★


 かつて、竜族による「黄金の時代」があり、巨人族による「白銀の時代」があり、妖精族による「青銅の時代」があった。そして今は人間が繁栄する「赤鉄の時代」。


 予言の巫女であるリアンノンは、恐るべき未来を予知したことで自分を犠牲にして仲間を守ろうとし、さらわれるが、兄・アルサルがそんな妹を救い出そうと敵の元に駆け付ける。


 そこで彼らは「魔王」の復活に立ち会うのだった……。



 現在、「花冠(かかん)の大地」・「外伝 アヴァロンの謎」・「Ⅱ 覇王の末裔」の三本が発売されているこのシリーズ。


 この名前を知らずとも、「うたわれるもの」のスタッフが作っているといえば通じるでしょうか? この会社のSRPG、大好きなんですよ。シナリオも戦闘も。


 さてさて、正統派のSRPGではありますが、他のゲームと違うのは属性と巻き戻しシステムですね。


 属性は毎ターン変更され、その属性のユニットは強くなり、反対属性は弱くなります。高評価を得ようとすれば押さえる必要のある要素になってきます。


 巻き戻しはその名の通り、ターンを巻き戻すシステムです。「シミュレーションでそれをすると緊張感がない」? いいえ、巻き戻し前提の難易度です。


 特に最新作のⅡではターンごとどころか、一手ごとに巻き戻せます。おかげで戦闘が延々と終わらない、なんてことも……(苦笑)。


 そんなのクリアできない! という方もご安心ください。

 なんと、負けても経験値持ち越しでもう一度チャレンジ可能です。やられてもユニットが死亡することもありません。(持ち越さない選択も出来ます)


 全体の難易度は「サモンナイト」レベルでしょうか?

 なにしろ、PS2版の「うたわれるもの」を作成した時にはサモンのスタッフに戦闘システムの作成を依頼していましたからね。流れをんでいて当然です。


 シナリオの方ですが、1と外伝は簡単に言ってしまうとハーレムものです。

 ただ、なぜそうなったのかはきちんと描かれます。というか、そこを念入りに何時間もかけて描くことに重きを置いた会社です。


 ですが全体的にコミカルで、ちゃんと女性も楽しめますよ^^


 ちなみに私が好きなキャラはⅡの弓使い・ダフニスちゃんです。同志、いませんか?



 いずれ「うたわれるもの」シリーズについても語りたいです……!

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