第11話 800層 堕天した女神
「う…待て!」
ここは⁈どこだ…
『マスター!ようやく意識が…』
ああ、エル。おはよう
『おはようございます、っていってる場合ではないんです!』
800層だっけか?
『そうです!』
100層であれなら相当やばいな
『いえ、あれは神によるものでしょう。
その意味こそ分かりませんが多分…遊びかと』
遊びでなんてことしてくれてんだよ…
とりあえずここはボスの後か?前か?
『どうやら後みたいです』
はぁ、マジかよ…
まだ前ならその前の魔物を倒して経験値稼げたのに…
『いえ、マスターならそこでも無理ですね』
ここどうなってんだよ…
《たす…けて》
…⁈誰だ ︎
《たすけて…》
お前は誰なんだ!
『マスター、どうしたんですか?』
エルには聞こえていない…つまり念の類か、
どこだ!
《右…》
右?壁しかないが…エル!右には何かあるか?
『え?何かって、壁しか…』
どうした?
『いえ、隠し部屋の気配があるような気が…』
開け方は⁈
『普通に押せば開きます』
よし!鬼が出るか蛇がでるか…
ポチッ
ズゴゴゴゴゴ
壁ってこうやって開くんだな…、と俺が的外れなことを考えていると、
「誰?」
そこにいたのは色白の女の子だった
「俺はシンヤだ、君を助けに来た」
とっさに口から出た。まあ間違いではないが
「シンヤ…たすけにきてくれた… ︎ようやく… ︎もう…ひとりじゃない… ︎」
彼女は号泣していた…
なぜかは分からないが俺はその子のことをそっと抱きしめて頭を撫でていた
いつもはしないはずなのに…
「シンヤ…うん!決めた!私、シンヤについていく!」
「え?どういうことだ?」
「ここにいるってことは迷宮探索でしょ?私もシンヤについていく!」
「俺はいいけど…」
「なら行く!えへへ!やった!」
ほっこりするなぁ
『マスター、おそらくその子は神です』
え⁈神様がなんでこんなとこにいんだよ
『分かりませんが…おそらく封印されたのかと、こちらがステータスです』
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名前 ミリア 年齢七京五千万歳 レベル 999
種族 堕ちた女神
ランク SSS
職業 冥界の神
HP E/E
MP E+/E+
GP 30000/30000
攻撃力 F
防御力 F+
魔攻 D-
魔防 E
俊敏 F-
運 G
〈スキル〉
・ヘルフレイム Lv.Max
・身体強化 Lv.Max
〈レアスキル〉
・地獄魔法 Lv.Max
・天界魔法 Lv.Max
・思考加速 Lv.Max
・並列思考 Lv.Max
〈種族固有スキル〉
・神喰い
・吸収進化
〈ユニークスキル〉
・天獄魔法 Lv.Max
・堕天 |愛乃天使(ガブリエル)
〈神スキル〉
・堕天神化
・
〈権能〉
・天国地獄ヲ統ベルモノ
称号
・冥界の神
・シンヤの妻(自称)
・悠久を生きし者
・限界を極めし者
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マジかよ…あのドラグロスよりも上とは…
『こんなところに封印されているんです。当然かと』
「ん?どうしたの?シンヤ」
「え?あ、ああいや、その、ステータス見ちゃってさ…」
「え?そうなの?」
「ああ、勝手にごめん」
「ううん、それよりさ。私すごい?」
「え?」
「私すごい?」
「ああ、すごく強いぞ!」
なんか妻とかあったけどやっぱり妹って感じだなぁ
『どちらにせよ彼女の協力がなければここを抜けれません。経験値稼ぎを手伝ってもらいましょう』
ああ、そうだな
「なぁ、ミリア」
「なーに?」
「えっとさ、いきなりで悪いんだが俺の経験値稼ぎを手伝ってほしいんだ」
「全然いいよ!私を出してくれたんだもん!むしろミリアに出来ることはなんでも言って!」
「あぁ、ありがとう!」
「あれ?そういえばミリア名前言ったっけ?」
「さっき言っただろ?ステータスを見ちゃったんだよ」
「…年齢……見た?」
「え⁈いや?見れなかったよ?汗」
「ミリア、嘘つく人きらいだなぁ?」
「ちょ、ちょっと待て!」
「これは記憶なくしてもらわないとね!」
「や、やめろー!」
ドゴ!
なんで終わり方はいつも意識失うなんだよ…
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はい!すみません、、、
終わらせ方を思いつかずにいつもいつも意識喪失になってしまいます汗
今回最後メタくてすいません笑
テスト期間なので遅れると言いましたけど…2日に一回はいける?かもしれません!
楽しみにまっている人がいると信じて頑張ります!
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