第八部「聖王旗に忠誠を」
第八部:まえがき・登場人物
あらすじ:
宇宙暦四五二四年九月、クリフォードは外交使節団の護衛としてスヴァローグ帝国に赴いた。ゾンファ共和国の旧体制派が派遣した通商破壊艦戦隊、そして帝国ダジボーグ艦隊の攻撃を受け、何とか勝利を勝ち取ったものの、クリフォードは旗艦艦長バートラムらと共に捕虜となってしまう。
皇帝と交渉し、部下と共に解放されたものの、彼の能力を危険視する皇帝が放った暗殺者によって重傷を負った。
何とか命を取り留め、翌年の一月、故郷キャメロット星系に帰還するが、祖国は戦勝国とは思えないほど混乱していた。
その原因は直接的には内閣の軍事責任者コパーウィート軍務卿のスキャンダルだが、軍縮に伴う解雇によって生じた多くの失業者が現ノースブルック政権にNoを突き付けた結果だった。
更に国王ジョージ十五世が病に倒れたため、ノースブルックがキャメロットを離れ、首都星アルビオンに向かったことも混乱に輪をかけていた。
政治的な混乱は敵国ゾンファ共和国、スヴァローグ帝国でも起きていた。それらの混乱が本来であればあり得ない事態を引き起こしていく……
今回も独立戦隊の司令として活躍する予定ですが、戦闘シーンは少なく、謀略・政治の話が多くなる予定です。
登場人物
アルビオン王国:
クリフォード・C・コリングウッド:准将、独立特務戦隊司令
サミュエル・ラングフォード:中佐、軽巡グラスゴー艦長
バートラム・オーウェル:中佐、軽巡フロビッシャー艦長
ファビアン・ホレイショ・コリングウッド:少佐、駆逐艦ゼファー艦長
クリスティーナ・オハラ:中佐、戦隊参謀
ヴァレンタイン・ホルボーン:少佐、副官
ガブリエル・カーンズ:少佐、軽巡フロビッシャー副長
レイ・トリンブル:兵曹長、同操舵長
ダリル・マーレイ:少佐、駆逐艦ゼラス艦長
ケビン・ラシュトン:少佐、駆逐艦ゼブラ艦長
アイリーン・チェンバース:少佐、駆逐艦ゾディアック艦長
マーカス・ドイル:少佐、スループ艦オークリーフ艦長
ライアン・エルウッド:少佐、スループ艦プラムリーフ艦長
テオドール・パレンバーグ:伯爵、特使
グラエム・グリースバック:伯爵、外交官
ジークフリード・エルフィンストーン:大将、防衛艦隊司令長官
アデル・ハース:大将、第九艦隊司令官
オズワルド・フレッチャー:大将、元第七艦隊司令官
ルシアンナ・ゴールドスミス:元作戦部長、軍事評論家
シンシア・マクファーソン:野党民主党の政治家
ウーサー・ノースブルック:伯爵、首相
アーサー・ノースブルック:伯爵家の嫡男、下院議員
ヴィヴィアン・コリングウッド:クリフォードの妻、ウーサーの娘
アンジェリカ・コリングウッド:ファビアンの妻、元外務官僚
スヴァローグ帝国:
アレクサンドル二十二世:ダジボーグ出身の皇帝
ニコライ十五世:ストリボーグ藩王
リューリク・カラエフ:上級大将、スヴァローグ帝国艦隊司令長官
ティホン・レプス:上級大将、ストリボーグ艦隊司令官
ディミトリー・アラロフ:補佐官
ニカ・ドゥルノヴォ:ストリボーグ艦隊の中将
ピョートル:皇太子、アレクサンドルの長男
ミーシャ・ロスコフ:大佐、通商破壊艦戦隊の指揮官
イワン・ストリボーグ:ニコライの長男
ゾンファ共和国:
フェイ・ツーロン:上将、ゾンファ防衛艦隊司令長官
ファ・シュンファ:政治家、元政治局長
バイ・リージィ:ファ局長の腹心、元軍事委員
ヤン・チャオジュン:ファ局長の腹心、元外交部長
チェン・ユンフェイ:政治家、大統領
リン・デ:諜報部の工作員、ヤシマのジャーナリスト、ホンダを名乗る
マイク・シスレー:キャメロットに潜入する工作員
ヤシマ:
タロウ・サイトウ:政治家、首相、51歳
シゲオ・ヨシダ:政治家、外務長官、50歳
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