第2話

私が戦闘機乗りとなり、空が日常となって数年。初めて見るオアフ島と空と海は美しく、これから数分後には、あの大きな火山が噴火するような火災と煙が全てを覆い尽くすことになるだろうと少し寂しく思ったが、それ以上に、日本のため、みんなのために、やるべきことをやらねばならないとの強い思いがあった。

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