私のストッパー

いつのまにか背中に抱えていた

私の人生の何もかもを、

全てこの場に放り投げて

どこかへ逃げ出したい気持ちが

時々湧いてくる。


いつも周りに迷惑をかけながら

寸前で思い止まるけれど

それさえも後悔をしてしまう人生。


逃げ出したい夜に

隣で寝る人の無防備な寝顔が

柔らかな布団が私のストッパーだと気付く。

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