じっとりとした雨の冷たさ、仄暗いシャッター街。
主人公が立つ商店街の不気味さに、読んでいて私もぶるりと身を震わせてしまいました。
それでいて、これから何が起こるのか予想できない緊迫した会話の応酬には、胸を躍らされます。
とにかく物語の雰囲気に飲み込まれてしまいそうな、不思議な感覚を味わえました。
そのありはコメディーも得意ですが、ミステリーやホラーなどもお上手だと思います。
是非、様々なジャンルのお話を読んでみたいです。
素敵な物語をありがとうございます。