フィルム
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同じものを見て笑ってる
二人の写真が欲しいって
いつも言えない僕だけど
君の笑顔を見ていたら
つい抱き締めたくなったから
どんな冬でも乗り越えられる
二人を今は夢に見てたい
運命という言葉でさえ
信じてしまうこの頬が
赤くなるのがバレないうちに
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君がとつぜん振り返って
指で作ったファインダーに
舞い込んできた雪の結晶
未来の話を聞いていたら
ふいに涙がこぼれ落ちたから
どんな季節よりも美しい
戻れない今を噛み締めたい
こんな安っぽい詩でさえ
信じてくれる君の頬が
二度と濡れてしまわぬように
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夜のとばりを帰る僕たち
気がつけば温まっていた
二つの手が入ったポケット
やっとの思いで伝えた言葉と
共に焼き付けてしまえたら
どんな冬でも乗り越えられる
二人がここにいなくても
運命という言葉でさえ
信じてしまう僕だけど
それでも君が大好きだから
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