第4話 いくら暑苦しくても スピード運転は控えて

今年もまた ギンギラ太陽の照りつける暑苦しい季節の到来

ほとばしる汗を振り払うように

猛スピード運転する 主に若者たちの自転車


相手からぶつけられたことが 過去二回

ぶるかった相手が私だったから かすり傷程度で済んだけど

車いすや 身動きしにくいショッピングカートに

前のめりにつかまった 腰の曲がった高齢者だったら

どうなっていることやら?

多額の賠償金を 要求されちゃいそうだよ


特に寒気がするほど 恐怖を感じるのは

自転車の最前席に幼児を座らせた

若い女性の猛スピード運転


以前 私が歩道を走っているとき

自転車置き場に行くために 歩くようにゆっくり

左にカーブすると 後ろを走っていた最前列幼児を

座らせた若い女性の 怒鳴り声

「なに考えているの! 頭がおかしいんじゃないの?」

えっ どういう意味?

正面衝突したわけでもなく ゆっくり左にカーブするのが

道路交通法違反になるわけ?

それとも日常生活に いらつくことでもあったの?

はなはだ 疑問で首をかしげるしかない


暑苦しさをまぎらわすために 若さにまかせたスピード運転

今年こそは控えてね

神様から頂いた身体を 神様のために使おうよ

ちなみに 水で濡らしたタオルを首にかけて

胸に入れれば 大分暑さ対策になるよ

ハレルヤ

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