書きたいものと、書けるもの。そして、書きたくないもの。
こんな小説を書きたいと思う作品があります。
人気作品を読み感動したとき、いつもそう思うのですが。しかし、だからといって、それが書けるわけではないのが、頭が痛いところ。
私はサイエンスフィクション(SF)の作品が好きでした。
ジェームス・P・ホーガンの『星を継ぐもの』のような作品は絶対に書けないのですが。SF小説、最高傑作のひとつだと、今でも思っています。しかし、ぜったいに書けない作品です。
同様にミステリーでも謎と推理が主となる本格推理小説を書くことができません。読むのも、そういう作品よりも、宮部みゆき氏のような、人の感情を読み解くような犯罪小説が好きということもあります。
うまい下手は別にして、なぜ、犯罪を犯すのかという心理面を書く読むに興味があります。
書きたい小説と書ける小説。そして、書きたくない小説があります。
私が書きたくない小説は、読んでいて不快な気分になる作品です。ラストで、うわ、読まなきゃよかったという気分が真っ黒になるような小説がありますが、ああした作品は書きたくないと思っています。
例えばですが、『グロテスク』みたいな作品です。読むのはいいのですが、非常にすぐれた作品だと思うのですが、しかし、自分では書けないし、書きたくないのも事実です。
たぶん、だから、1年前にラノベ小説を書きたいと思ったのかもしれません。
小野不由美氏の『十二国記』のような作品が書けたら、本当に嬉しいと思います。
夢中になって読み、世界観に酔えるような作品。
キャラに恋する作品。
そんな作品を書けるように、今、努力しています。
ところで、ある方に、軽いものばかり書いてないで、一般文芸作品を書いてと言われました。あなたのことよ、風さん。
残念ですが、そういう作品を書くのは、もう遅くて、ものすごく精進して、文体にこだわり、心が切れるような感動を覚える作品。
ごめんなさい。
今、書いてる詩のようなもので許して。
詩をリリックと題して不定期に連載をはじめました。
お読みいただければ嬉しいです。
Lyric「わたしのなかのわたしへ」
https://kakuyomu.jp/works/16816700426419947378
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