夢から覚めると

「お姫様、お手を」

「は、はい」

私は王子様の手を取る。王子様は私に微笑む。その顔、カッコ良すぎ!

「さぁ、僕達の世界へ」

「は、はい」


「おーい。元気はいいが……お前に当ててないぞー」

……え? あれ? さっきまでここにいた王子様は?

周りには付き人の代わりにクラスメイトがいた。

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