五輪
{お腹すいた}
「飯抜き、よう乗り切ったな。くたばるの期待したんやけど」
{もう悟り開いたわ}
「今したい事は?」
{BBQ}
「煩悩。じゃあやるか」
{七輪で焼くで}
「七輪と言えば、お前五輪代表に選ばれたんやっけ」
{ビーチバレーに女装で出たら選ばれた}
「選手は体が資本やからな、しっかり食えよ」
{五輪に勝つために自分の髪五厘刈りにするわ!}
「火で自分の髪焼くのやめろ。インドの理髪店か」
{インド映画って良いよな踊り、ゾウ、カレーみたいな感じで}
「言葉が少ないのは世界で通じるためには良いよな}
{でも俺は日本語のグワァん!て感じの重さも大事にしたいな}
「大事にしたい奴の語彙力ではないな」
{ところで、髪の火消えへんけどこれいけるかな}
「無理やろ」
{ちゃんと五厘になってる?}
「ご臨終になってる」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます