ユリウスの側近と護衛騎士様達に出会いましたわ! 【2】

「なにカレン・・・なんか変なこと考えてるよね?その目は絶対にに・・・」


「シオンわたくしの弟になって下さらない?」


「はぁ?僕、長男だしアルベルト家に養子に行くとか絶対に無理だからね!」


「そうよね・・・シオンが長男じゃなければ実現したのに・・・すっごく残念ですわ・・・」


「長男じゃなくても実現しないからねカレン。怖いこと言わないの」


「仲良さそうに話してるところ悪いが、そろそろいいか?」ともう一人の護衛騎士が言った。



グリーンの髪に淡いブルーの瞳のクール美形ね。

しかも背が高い185cmは超えてそうね・・・。



それにしても、この世界って美形多いのよね・・・。

そうわたくしが前世で好んでプレイしていた乙女ゲームの攻略対象者みたいな・・・。


でもこの世界がその乙女ゲームなのかと聞かれたら、違うのよね・・・。

そもそもユリウスとかカレンとか出てくるゲームは知らないもの・・・。

もしあったとしたら怖いわね・・・。




「ああテオドアごめんね。どうぞ」



「カレン様私はテオドア・クラーク。ユリウス様の護衛騎士をしています。以後お見知りおきを・・・」



「テオドア様カレンですわ。こちらこそよろしくお願いしますわ」


「では教室に行こうか」


「ええ」


そしてわたくし達は教室に向かった。


この学園のクラスは全部で3クラスあり身分や魔法の能力で入れるクラスが決まる。




Sクラスは王族から侯爵の身分で尚且つ魔法能力も高い者が入れる。


Aクラスは伯爵~平民まで。平民と言っても貴族と変わらない裕福な家の者で尚且つ魔法能力もそこそこないと入れない。



Bクラスは平民のみで、学費が払える家の者で尚且つ魔法能力もそこそこないと入れない。


当学園のクラス配分は以上である。


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