声を

簡単に忘れてしまっては

いけないことというのはあると思う


それぞれ主義主張は違えど

ひとつの国に暮らしている以上

事勿ことなかれ主義だけでいては

自らの意思表示の言葉さえ

いつか封じられてしまうだろう


他人事ひとごとのつもりでいると

気がつかないうちに

自分の声も自由も奪われてしまいかねない


だからこそ、しっかり見つめて

悔いの残らない議論を

わたしたちはしていかなくては


曖昧にして、なるべく触れないでという

わたしという小心者の自己保身を

時には、かなぐり捨ててでも


何よりも、子どもたちの為に

続く未来と

その未来を担っていく人たちの為に


声を


震えながらでも

声を


声を

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