カミサマ、仏様

カミサマが、いるかいないかは

それぞれの心によるもの

それでいい

運命というのがあるにしても

ただ、それに流されるだけなのは嫌だな



すがるように祈りたくなる時はあるけど

都合のいい時だけ頼られても

カミサマも困るだろう

できればカミサマにも仏様にも

「いつも見守ってくださって、ありがとうございます」

と、お礼だけを言いたい


運命に向かい合うのも

変えることができるのも

この道を生きていくのも

自分自身にしかできないことだから


だから、わたしの中では

「神様」ではなくて「カミサマ」

頼って変えてもらう存在というよりも

見守ってくださる存在


カミサマは、とても静か

ただ其処にいる

仏様も、とても静か

ただ其処にいる


それでも

見守ってもらえていると思うから

わたしは

「どうか、見ていてくださいね」

と、顔をあげて歩きだそうとするのだ



「ヘナチョコですけれど、足掻あがくだけ足掻あがいてみますから」





カミサマに

仏様に

向き合う時には

「いつも、ありがとうございます」

と、言いたい


できれば、それだけを伝えたい

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