永遠のコイビト
ついつい読み始めると
時間は知らず過ぎていて
寝食すら忘れてしまう
そういえば子どもの頃から
「いい加減に本読むのを止めなさい」
と、怒られていたっけ
母と買い物に出かけても
わたしはすぐに本屋さんに行ったまま
そこから動かなくなるので
時間制限を言い渡されたりして
「一緒に洋服をみるつもりだったのに」
と、母を嘆かせたものだった
わたしの永遠のコイビト
それは、本
色々な世界を見せてくれる
わたしは、もうずっと本に夢中だ
たぶん、この熱愛は終わらない
なんたって、わたしがベタ惚れなので
魅せられてしまったから
あの幼い日に
文字と言葉の無限にひろがる世界に
今日もわたしの
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