ちいさなほし
綺麗で小さな星をみつけたつもりで
いつも眺めていたんだ
そしたらそれはね
星じゃなくて
遠く遠くの灯火だったんだよ
たったひとり
大切なひとに届きますようにと願っている
そんな希望の灯りなんだよ、って
夜明けの窓辺にやってきた小鳥が
教えてくれたんだ
どうかどうか、と
一心に祈り続ける
願いの灯火
だからぼくもせめて
願いの灯火に
祈りたいと思ったんだ
優しい想いが愛するひとに
届きますようにと
小さな星みたいな
その灯りを見つめながら
独りぼっちのぼくだから
せめて
知らない誰かのために
祈りたくなったんだ
祈りたくなったんだよ
小さな星のような灯火に
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます