第7話




気がつけば12時を回っていたので慌ててベッドに移動する。


電話してると時間を取られるので出たくないのだ。



会った時話せば良いと思ってしまう。





もう12月も半ばに差し掛かろうとしている。


英二はさっき、年末年始は地元に帰らないから一緒にいたいと言ってきた。



まだ分からないと言っておいたけど、私の地元は今の家から電車で30分と言ってしまってるので断りづらいのだ。






英二とは4歳も離れてるので若いな、と思う。


25歳だった時の自分など思い出したくもないが相手の気持ちも確認しないでぐいぐいといけるのは少なからず自分に自身があるのだろう。



容姿や中身というより、生まれ持った自信のようなものが。



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